蛍火の茶会(ほたるびのちゃかい)は、下鴨神社にて、蛍を眺めながらお茶を味わう行事
17時頃より中門前にて奉告祭が行われ、橋殿と細殿には茶席が設けられる
18時頃より神服殿にて十二単の着付けと王朝舞や箏曲の演奏が行なわれる
20時頃に約5,600匹の蛍が大籠より御手洗川に放たれる
13時頃からは、楼門前参道にて「糺の森納涼市」が催される
<社職>
下鴨神社には、神官22家と氏人190家による社職36職があり総勢340家があった
桧垣茶屋は、下鴨神社の社職の西村家が代々継ぎ、糺の森の泉川のほとりに茶所を構え、
西村家が氏祖社とする比良木神社(摂社 出雲井於神社)の神前で茶の木を育てて
その葉を摘んで年中祭事に御茶を捧げる役を勤める社職だった
現在も、比良木神社の社前には何代目かの茶の木が生育している