鯉揚げ(こいあげ)は、12月上旬に、広沢池の水を抜き、鯉や鮒をすくいあげる行事
京の師走の風物詩となっている
<稚魚の放流>
春4月頃、12cmほどのコイの稚魚や、鮒の稚魚が約1万匹、放流される
冬には、約40cm、約1.5kgぐらいまでの鯉に成長する
<広沢池の水抜き>
広沢池には栓があり、それを開放することで、ほとんどの水が抜ける
複数ヶ所に区切られ、魚が集められる
<鯉揚げ>
鯉・鮒・もろこ・えびなどが採れる
水が少なくなった池で、底に溜まった泥をさらい、魚が洗われ、料亭や旅館のなどから買いに来る人に直接、売り渡される
約10日間ほどで、売り切れ次第で終了する