順徳天皇大原陵は、大原の里にある順徳天皇の御陵
大原陵(おおはらのみささぎ)は、三千院の裏(北側)、勝林院の南にあり、
隣に並ぶ後鳥羽天皇陵とともに、三千院歴代の法親王の御陵となっている
承久の乱に敗れ、廃位されて配流されていた後鳥羽上皇、順徳天皇の遺骨が、
三千院に梶井門跡としておられた後鳥羽天皇の皇子 尊快法親王のもとにもたらされ収められている
三千院の山門を通り過ぎ、赤い欄干の末明橋があり、その右手にある
向かって右側が父親 後鳥羽天皇、左側が順徳天皇の陵
陵形は、円丘
<小倉百人一首>
1首が採録されている
ももしきや古き軒端のしのぶにもなほ余りある昔なりけり(順徳院)
藤原定家は幕府への配慮から「新勅撰和歌集」に順徳天皇の御製を採らなかったが、
小倉百人一首に採録されたといわれる