近衛天皇安楽寿院南陵は、鳥羽離宮(鳥羽殿)のあった地、安楽寿院の南にある
鳥羽離宮は、平安時代末期に、白河上皇が創建した院御所
鳥羽上皇の時代にほぼ完成したといわれ、南北朝時代まで院御所とされていた
近衛天皇は、鳥羽上皇の院政もとで、2歳で即位
16歳で、病気により崩御される
鳥羽上皇は、崇徳天皇、近衛天皇、後白河天皇の3代、28年間にわたり院政を行った
<新御塔>
1157年(皇紀1817)保元2年
鳥羽上皇の中宮 美福門院のために建立される
1163年(皇紀1823)長寛元年
近衛天皇が改葬される
1596年(皇紀2256)慶長元年
山城・伏見の大地震で、新御塔が倒壊
1606年(皇紀2266)慶長11年
豊臣秀頼によって再建される