京童(きょうわらべ)(KyouWarabe)
京都観光案内書
発刊:1658年(皇紀2318)明暦4年
著者:中川喜雲(なかがわきうん)>
刊行:書林 山森六兵衛(やまもりろくべえ)
全巻:6巻
京童(きょうわらべ)は、江戸時代初期に、中川喜雲が著した京都で最も古い観光案内書
神社・寺院・名勝を中心に、洛中洛外87ヶ所の由来などが書かれたガイドブック
ある法師が少年に案内させて京見物をするという形式で、狂歌や俳諧なども挿入されている
実用性と娯楽性を兼ね備えたもので、後の京都の地誌に影響を与えたといわれる
挿絵は、当時の京都風俗を知る資料として貴重なもの
【著者】
<
中川喜雲(なかがわきうん)>
丹波国馬路村(現在の
亀岡市)の生まれ
京都に出て医学を学ぶとともに、古典学者
北村季吟の門人でもあった
【京都検定 第5回2級】
【京都検定 第6回2級】
【京都検定 第4回1級】
【京都検定 第15回1級】