菩提樹(ぼだいじゅ)(Tilia miqueliana)

分類:アオイ科シナノキ属

原産:中国

特徴:小さく黄色っぽい花が咲く、高さ10mほどの落葉高木

花期:初夏

 菩提樹(ぼだいじゅ)は、寺院の境内によく植えられているシナノキ科の落葉高木

 無憂樹(むゆうじゅ)・沙羅双樹(さらそうじゅ)・菩提樹が、仏教の三大聖木とされる
 が、釈迦が、その下で悟りを開いた菩提樹は、クワ科のインドボダイジュであり、日本の菩提樹とは別種の木

【菩提樹の歴史・経緯】


【菩提樹の特徴】

 高さ10mほどの落葉高木

 初夏に、小さく淡黄色の花が咲く
 花序の柄に、へら形の苞(ほう)が一つついている


【菩提樹の見所】

 <永観堂
 <勧修寺
 <修学院離宮
 <真如堂(京都市指定巨樹名木)>
 <大報恩寺 千本釈迦堂
 <法金剛院





【その他】

 <学名の由来>
 学名:Tilia miqueliana
 「Tilia(ティリア)」:シナノキ属
   葉と花のつき具合の形から、ラテン語の「ptilon(翼)」が語源となっている
 「miqueliana」:オランダの分類学者の名前

 <聖木 菩提樹>
 聖木とされる菩提樹は、クワ科のインドボダイジュで、アオイ科の菩提樹とは別種
 釈迦が、苦行により衰弱した体を尼蓮禅河の流れできよめ、村の娘 スジャータから、乳糜(にゅうび)の供養を受け元気を回復し、
ブッダガヤで悟りを開かれた時に座った木といわれる

 インドボダイジュは、寒さに弱く、日本では、温室等で栽培される

[インデックス]


京都通メンバページ

写真:表示/非表示

[目次]


[関連項目]


[協賛リンク]



[凡例]

赤字
 京都検定の出題事項
 (過去問は下段に掲載)

ピンク
 京都検定に出題された
項目へのリンク

青色紫色
 関連項目へのリンク