花菖蒲(はなしょうぶ)は、6月頃に花を咲かせる
野生の「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」を原種として改良された国産の園芸植物
花の色は、白・ピンク・紫・青・黄など多数あり、絞りや覆輪などとの組合せで5,000種類あるといわれる
花の系統は、江戸系・肥後系・伊勢系の3つ大分される
その他に、長井古種(山形県長井市に伝わる)とアメリカ系がある
5月5日は、菖蒲の節句
藤森神社で行われる藤森祭(深草祭)は、菖蒲の節句の発祥の祭といわれる
<慣用句「いずれがアヤメかカキツバタ」>
どれも素晴らしく優劣が付け難いという意味
<アヤメ>
花:紫か白色、網目模様、外側の花びらに黄色い模様がある
葉:主脈は不明瞭
場所:かわいた所
開花時期:5月上旬〜中旬
<杜若>
花:青紫・紫・白・紋など、網目なし、外花被片に白い斑紋がある
葉:主脈は細小
場所:水中や湿った所
開花時期:5月中旬〜下旬
<ハナショウブ>
花:紅紫・紫・絞・覆輪など多種、網目なし、外花被片に黄色い斑紋がある
葉:太い主脈がある
場所:湿った所
開花時期:6月上旬〜下旬
<菖蒲(しょうぶ)>
菖蒲湯(しょうぶゆ)に使われる
サトイモ科
葉が花菖蒲に似ている
<誕生花>
5月5日、6月8日
<花言葉>
「うれしい知らせ」「心意気」
<学名「Iris ensata」>
Iris(アイリス)は、ギリシャ語で「虹」の意味
ゼウスの妻 ヘラの侍女 イリスが、ヘラから7色の首輪を与えられて「虹の女神」となったことにちなむ
ensataは、「剣形の」「剣のように鋭い」という意味
<菖蒲の節句発祥の地>
藤森神社
5月5日は、菖蒲の節句
藤森神社で行われる藤森祭(深草祭)は「菖蒲の節句の発祥の祭」と称される
菖蒲は、「尚武」に通じ、「尚武」は「勝負」に通じるといわれ、勝運をよぶ神として信仰を集めている