雪柳(ゆきやなぎ)は、春に、柳のように垂れ下れる枝に、真っ白い花を咲かせる落葉低木
日本や中国に分布する落葉性の低木
川辺に生える
枝が弓状に湾曲して真っ白い花を咲かせるのが名前の由来
柳のように枝が枝垂れるという表現で名付けられており、柳の種属ではない
岩肌や岩の裂け目などに生えることから、「岩柳」とも称される
中国名は「噴雪花」で、満開時は株全体が雪をかぶったように花で埋まる
樹高は、1〜2m
花の咲いた後に、株元から若い枝が出てきて、秋頃まで枝分かれしながら伸びていき、その枝に翌春花が咲く
花は、3〜4月頃が見頃
葉が出る直前〜同時期に咲く
大きさは7mm〜8mm程度、5弁で、色は純白で枝を埋めるほどびっしりと咲き、雪が積もったように見える
葉は、細くて、長さ2〜3cmの先端が尖っている、上半分の縁にはギザギザがある
晩秋には、葉が黄色から赤に色付いて落葉する
丈夫で適応力が強く、病害虫が少なく、庭や公園に植えられる
切り花にも用いられる