茶碗子の井戸(ちゃわんこのいど)は、石峰寺の近くの小さな地蔵堂の横にある井戸 伏見の名水の一つとされる
都に住む茶人が、使用人にいつも宇治川の水をくませて茶の湯に用いていた ある時、使用人が、途中でくんできた水をこぼしてしまい、近くで見つけた井戸の水を持ち帰った 茶人は、いつもの水ではないことに気付き使用人を問い詰め、「宇治川の水より美味しい」と褒め、 この水を気に入り、使用人も宇治川まで遠出する必要がなくなったといわれる