伏見工兵第十六大隊(ふしみこうへいだいじゅうろくだいたい)は、大日本帝国陸軍の部隊の一つで、陸軍第十六師団に属していた
伏見奉行所跡に駐屯地が設けられ、現在は、京都市営桃陵団地の入口に石碑が立つ
<伏見工兵第十六大隊>
伏見深草に司令部がおかれた陸軍第十六師団に属した
3個中隊編成だった
中部第41部隊とも称される
現在の公務員宿舎一帯に駐屯していた
現在の伏見公園・桃陵中学校付近に、小規模な練兵場があった
土工・木工・築城訓練などが行われていた
宇治川では、渡河・漕渡・架橋訓練なども行われていた
京都市営桃陵団地の入口に、伏見工兵第十六大隊の跡を示す石碑が立つ
旧兵舎営門の跡に立てられた
<伏見工兵第十六大隊跡の石碑>
所在地:伏見区西奉行町(桃陵団地入口)
建立年:1965年(皇紀2625)昭和40年
建立者:工16会
大きさ:高60 × 幅100 × 奥行66cm
碑文:伏見工兵第十六大隊跡 陸軍中将 加藤怜三書
揮毫者の加藤怜三は、第11代 伏見工兵第十六大隊長
<常盤御前就捕処>
伏見工兵第十六大隊跡の石碑から南の、公務員伏見合同宿舎の前に築地塀が造られ石碑が立っている
平治の乱で敗北した源義朝の側室 常盤御前が、平氏に捕らえられたところといわれる
伏見工兵第十六大隊長だった陸軍大佐 佐藤正武により建立された