本願寺水道(ほんがんじすいどう)は、琵琶湖疏水を利用して、東本願寺の防火設備として建設された専用水道
蹴上の琵琶湖疏水の蹴上船溜付近の義経大日如来の祠辺りが水源地になっている
東本願寺までの高低差48mを活かして、自然圧力で境内に水を噴出する
現在は老朽化により止水されている
全長:4.6km
高低差:48m
<本願寺水道水源地>
蹴上の琵琶湖疏水の蹴上船溜付近の義経大日如来の祠辺りから取水される
三条通、知恩院、円山公園、八坂神社、建仁寺、五条通、五条大橋を渡って、渉成園を経て東本願寺に導かれる
祇園付近から地下となり、五条大橋の橋の下に防火水道を見ることができる
ベルギー製の鋳鉄管が用いられている
東本願寺山門前の噴水に、高低差を利用した自然な水圧で水が噴き出ていた
<御所水道>
本願寺水道水源地付近の九条山浄水場ポンプ室から、京都御所に防火用の水が配水されていた