一遍上人念仏賦算遺跡(いっぺんしょうにんねんぶつふさんいせき)



所在地:京都市中京区新京極四条上ル西側 (染殿地蔵院前)   地図情報

 一遍上人念仏賦算遺跡(いっぺんしょうにんねんぶつふさんいせき)は、時宗の開祖 一遍上人ゆかりの四条道場跡を示すもの
 新京極の繁華街の中に立つ染殿地蔵院前に石碑が立つ

 一遍上人は、近江国 関寺から、この地にあった釈迦堂に入り、7日間滞在して賦算や踊念仏を行い極楽浄土へと導いた

 賦算とは、南無阿弥陀仏の名号を書いた算(ふだ)を賦ること
 この算をもらおうために、賑わったといわれる

【一遍上人念仏賦算遺跡の歴史・経緯】


一遍上人

 一遍上人は、鎌倉時代中期の僧で、時宗の開祖

 「遊行上人(ゆぎょうしょうにん)」「捨聖(すてひじり)」とも称される

 伊予国(愛媛県)生まれ

 熊野権現で神託を受けて、念仏札を配る賦算(ふさん)で全国を回り、踊念仏を行った

 京都では、京極釈迦堂、薬師堂、六波羅蜜寺、市屋道場などで布教を行った

【一遍上人念仏賦算遺跡へのアクセス】

 市バス 四条河原町 徒歩約2分
 阪急電車 河原町駅 徒歩約5分

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