開智小学校跡(かいちしょうがっこうあと)は、明治時代に全国に先駆けて創設された番組小学校の廃校跡
京都市立 開智小学校は、京都近代化政策により、
日本で最初に創設された64の学区制小学校(番組小学校)の一つである下京第11番組小学校だった
現在は、京都の教育と学校の歴史が紹介されている京都市学校歴史博物館として活用されている
<校舎>
鉄筋コンクリート造3階建て
1935年(皇紀2595)昭和10年の建立
建築面積:1,297m2
延床面積:1,776m2
設計:京都市営繕課
階段口は大理石になっている
<校門(国登録有形文化財)>
御幸町通に東面して建つ正門
木造、間口3.5m、両側袖塀付、南には潜戸、背面に控柱を立てた高麗門様式
親柱は高く延ばして棟木を支え、桁は前後とも腕木で受けている
屋根は切妻造、本瓦葺
1901年(皇紀2561)明治34年の建立
1918年(皇紀2578)大正7年の移築
<石塀>
白川石を使った間知塀
1918年(皇紀2578)大正7年に建立
<開智小学校跡碑>
校庭に立てられている