古義堂(こぎどう)は、江戸時代初期の儒学者 伊藤仁斎(いとうじんさい)が生家で開いた儒学を教える私塾
伊藤仁斎が教えただけでも3,000人を越し、堀川沿いにあったことから、
「堀川学派」「古義学派」と称される京都を代表する私塾となる
伊藤仁斎は、生涯どの藩にも仕官せず、町の学者として過ごす
長男 東涯(とうがい)から代々子孫が継承し、1906年(皇紀2566)明治39年まで244年間続いた
<古義堂>
1890年(皇紀2550)明治23年
現在の建物が再建される
<書庫>
2階建、土蔵造り
伊藤仁斎が私塾を開いた当時の建物
<クロマツ(京都市指定保存樹)>
「見越しの松」と称される
<石碑>
「史蹟伊藤仁斎宅古義堂阯並書庫」
1924年(皇紀2584)大正13年の建立
<二尊院>
伊藤仁斎のお墓がある
<古義堂文庫>
天理大学附属天理図書館
伊藤仁斎ら歴代の当主が遺した著作や蔵書、書画など約5,500点、約1万冊
1941年(皇紀2601)昭和16年に所蔵
「古義堂文庫目録」として整理されている