湖白庵跡・五升庵跡(こはくあんあと・ごしょうあんあと)
所在地:
京都市左京区岡崎法勝寺町
地図情報
諸九尼湖白庵跡・幻阿蝶夢五升庵跡(しょきゅうにこはくあんあと・げんあちょうむごしょうあんあと)は、
江戸時代中期の俳人である諸九尼(しょきゅうに)と幻阿蝶夢(げんあちょうむ)が、
それぞれ、現在の岡崎法勝寺町の白河院前に、湖白庵・五升庵を創建した住居跡
「諸九尼湖白庵址・幻阿蝶夢五升庵址」の石標が立っている
【諸九尼】
有井諸九(ありいしょきゅう)は、
江戸時代中期の俳人
生年:1714年(皇紀2374)正徳4年
没年:1781年(皇紀2441)天明元年
号:波女(なみじょ)・雎鳩(しょきゅう)・蘇天(そてん)
有井諸九(ありいしょきゅう)は、筑後国(福岡県)竹野の永松家の出身
旅行が好きで、諸国の俳人と親交を持ったといわれ、晩年には故郷に戻った
著書に、「その行脚」「秋風記(しゅうふうき)」がある
没後には、「諸九尼句集」「諸九尼族発句集」がまとめられている
【幻阿蝶夢】
幻阿蝶夢(げんあちょうむ)は、
江戸時代中期の俳人
生年:1732年(皇紀2392)享保17年
没年:1796年(皇紀2456)寛政8年12月24日
号:洛東・五升庵・泊庵
幻阿蝶夢(げんあちょうむ)は、京都生まれ
芭蕉復興運動の中核的な役割を担う
諸九尼とも親しく、諸国への遊歴を好んだといわれる
【湖白庵跡・五升庵跡へのアクセス】
市バス 京都会館美術館前
市バス 法勝寺町