教諭所(宣教館)跡(きょうゆじょあと)は、江戸時代の庶民教育機関の跡地
三条通東洞院通西入のNTT西日本の京都支店の建物の前に駒札が立つ
<教諭所>
江戸時代、全国各地に設けられた成人や青年を対象に道徳教育を施した庶民教育機関の総称
生活心得・人倫道徳の説諭、素読・習字の教授、諸技術の指導などが行われた
京都では、心学講社の後援で、豪商などから金400両以上の基金積立てが集まった
京都所司代 間部詮勝は、「宣教館」の自筆扁額(現在の日彰校保存)を与えて激励した
授業は、毎月1と6の日は経書講釈、3と8の日は心学道話とされ、午後6時から10時まで行なわれた