水の堰止めの石(みずのせきどめのいし)
所在地:
京都市中京区
木屋町通御池下ル西側上大阪町
地図情報
水の堰止めの石(みずのせきどめのいし)は、
高瀬川の水位を上げるために堰を作るための石
高瀬川は、伏見との物資の運搬のために、
角倉了以らによって
鴨川の水を引き込んで開削された運河
浅瀬のため、高瀬舟といわれる船底の平らな船で物資を運んでいた
<堰止めの石>
御池通にかかる橋の少し下流にある
川を横切るように一辺が約15cmほどの3個の四角柱が並び、
左右両岸の石には「コ」、中央の石には「H」型の溝がある
高瀬舟は、荷物を満載すれば沈み込むため、舟底をこすらず通行させるために堰で水位を上げるよう
高瀬舟の往来のため、堰止めの石に木の板をはめ込んで水位を調節していた
【アクセス】
地下鉄 市役所前 徒歩約5分