長岡宮朝堂院跡(ながおかぐう ちょうどういんあと)は、長岡京において国家の政務・儀式を行う場所の跡
長岡宮の朝堂院は、大極殿の南側に、長方形の塀に囲まれ、東西に4堂ずつ、合計8堂があった
夜明けとともに、左右の楼閣の南門が開き、多くの貴族や役人たちが朝堂院へと出勤し、政治を執り行った
国の史跡に指定され、現在は公園として整備されている
<長岡宮>
国の重要な施設が置かれた、長岡京の中心部
天皇の住まいである内裏、天皇が政務を司どる大極殿、国儀の場である朝堂院があった
長岡京の最北中心線上に大極殿、その南に朝堂院が置かれ、内裏は大極殿の東側にあった
唐の長安城がモデルといわれる
<朝堂院>
国家の政務・儀式を行うところ
大極殿の南側に、長方形の塀に囲まれ、東西に4堂ずつ、合計8堂があった
正面の南門には、回廊でつながった左右に楼閣が2つ翔鸞楼(しょうらんろう)・栖鳳楼 (せいほうろう)があった
夜明けとともに、左右に楼閣がある南門が開き、多くの貴族や役人たちが朝堂院へと出勤し、政治を執り行った
<長岡宮朝堂院西第四堂跡>
朝堂院の西側の4番目の堂
親王や大臣、役所の長官が座り、中庭で政務が行われた
1992年(皇紀2652)平成4年
国の史跡に指定された
<史跡 長岡宮跡朝堂院公園>
朝堂院の西第四堂跡、南門と回廊でつながる翔鸞楼あたりが、史跡公園として整備される
3,452.83m2