法然上人御遺跡 六時礼讃根源之地(ほうねんしょうにんごいせき ろくじらいさんこんげんのち)は、
浄土宗における法要、念仏三昧行のひとつ六時礼讃(ろくじらいさん)の由来の地
法然上人が、引導寺(現在の青龍寺)において、
後白河天皇の追善菩提のために、見仏(けんぶつ)の招きをうけて、別時念仏を行ったのが由来
<六時礼讃(ろくじらいさん)>
浄土宗における法要、念仏三昧行のひとつ
中国の僧 善導の「往生礼讃」に基づいて1日を6つに分け、それぞれにおいて誦経(読経)、念仏、礼拝を行う
天台声明を基にした美しい旋律が特徴で、後半になるにしたがい高音の節が荘厳さを増すとされる
<六時>
日没(にちもつ):申〜酉の刻
初夜(しょや) :戌の刻〜亥の刻
中夜(ちゅうや)(半夜(はんや):子〜丑の刻
後夜(ごや) :寅〜卯の刻
晨朝(じんじょう):辰の刻〜巳の刻
日中(にっちゅう):午の刻〜未の刻
<法然上人御遺跡 六時礼讃根源之地(ほうねんしょうにんごいせき ろくじらいさんこんげんのち)>
青龍寺(当時の大宝寺・引導寺)の門前に石碑が立つ
<石碑>
建立年:1978年(皇紀2638)昭和53年
大きさ:高さ131 × 幅22 x 奥行21cm
碑文:
(北側)法然上人御遺跡 青龍寺 六時礼讃根源之地
(南側)昭和五十三年六月吉日