大雅堂旧跡(たいがどうきゅうせき)は、東山に江戸時代中期の南画家 池大雅・妻 玉瀾を偲んで建てられた草庵の旧跡
円山公園の南、ねねの道に面して、音楽堂の土手に「大雅堂旧跡」「和光同塵」の石碑が立っている
揮毫は、池大雅の友人、相国寺慈雲庵主 大典顕常禅師(だいてんけんじょう)による
<葛覃居(かつたんきょ)>
池大雅・玉瀾夫妻が暮らした草庵
現在の碑の西、現在の大雲院の西南端付近にあったといわれる
<大雅堂(たいがどう)>
池大雅・玉瀾夫妻の没後、弟子37人が夫妻を偲んで、雙林寺内に建てた
「歌仙堂」とも称される
歌人 木下長嘯子(きのしたちょうしょうし)の歌仙堂遺構を移築された
二階建、6畳間があり、別室に金銅製の観音像が安置された
庭には、長嘯子遺愛の石造手水鉢が置かれた