竹内栖鳳邸跡(たけうちせいほうていあと)は、日本画家 竹内栖鳳が晩年の13年間過ごした邸宅跡
西に法観寺(八坂の塔)、北に高台寺を望む約1300坪の広大な邸
「東山艸堂(ひがしやまそうどう)」と名付けられた
高台寺の南門前に石碑が立つ
<竹内栖鳳>
明治時代の日本画家
第一回文化勲章 受章
幸野楳嶺に師事し、「棲鳳」と号した
日本画家として初めてヨーロッパに留学し、帰国後、「栖鳳」と号した
四条派の手法を近代化した
<竹内栖鳳邸宅跡の石碑>
建立年:1978年(皇紀2638)昭和53年
建立者:京都新聞社
大きさ:高さ133 × 幅20 x 奥行20cm
碑文:
(北側)竹内栖鳳邸跡
(西側)京都画壇の巨峰-竹内栖鳳」展(昭和五十三年五月二十日から六月十八日まで於京都市美術館、
京都市ならびに京都新聞社主催)開催を記念して茲にこれを建立する
昭和五十三年八月二十三日 京都新聞社
<東山艸堂(ひがしやまそうどう)>
竹内栖鳳が晩年の13年間過ごした私邸
1929年(皇紀2589)昭和4年に築かれ「東山艸堂」と名付けられた
作品のモチーフになる草花や動物を育てたり、各界の著名人が集まる文化交流の場として幅広く活用されていた