八木邸(やぎてい)は、壬生の壬生寺の東隣にある郷士 八木家の邸宅
幕末維新には新選組の近藤勇、土方歳三らの宿所となり、新選組の屯所として使われた
京都市指定有形文化財
<長屋門>
東に面している
腰に下見板があり、張り与力窓や出格子窓がある
1804年(皇紀2464)文化元年の建立
<主屋>
南面して建つ
西端に土間が奥まで通っている
土間に沿って居室が3室ずつ2列になっている
北に、仏間奥座敷が一列に並んでいる
入口は、土間部分と、東南隅に式台を備えた本玄関がある
1809年(皇紀2469)文化6年の建立
奥座敷は、新選組三大内部抗争の一つ、芹澤鴨、平山五郎ら4人が斬殺されたところで、その刀傷の一部が現存する