山本亡羊読書室旧蹟(やまもとぼうようどくしょしつきゅうせき)

所在地:京都市下京区油小路通五条上ル西側   名所地図情報名所

開設者:儒医 山本封山(やまもとほうざん)

開設:1784年(皇紀2444)天明4年
閉鎖:1903年(皇紀2563)明治36年

別称:山本読書室、平安読書室

京都市歴史的風致形成建物


 山本亡羊読書室旧蹟(やまもとぼうようどくしょしつきゅうせき)は、江戸時代後期に開かれていた私塾の跡

 儒医 山本封山(やまもとほうざん)が、西本願寺 文如上人の学問所を下賜されて開いた本草漢学塾

 次男 本草学者 儒医 山本亡羊が、薬の効用を研究するために薬草園を備え、読書室物産会も開催した

 油小路通五条通から上がったところに石碑がある

【読書室の歴史・経緯】

【山本亡羊読書室旧蹟】

 <山本家>
 京都市歴史的風致形成建物


 <山本亡羊読書室旧蹟>
 下京区油小路通五条上ル西側に石碑が立てられている
 建立年:1931年(皇紀2591)昭和6年
 建立者:京都史蹟会

 儒医 山本封山が、西本願寺 文如上人から、学問所である読書室をもらい受け、
油小路五条上ル金仏町の自邸に移して本草漢学塾の学舎とした


 名前は、山本封山の書斎名「読書室」が由来


 <本草学(ほんそうがく)>
 中国の薬物学
 薬用とする植物などの効能等を研究する学問

 山本亡羊の師の小野蘭山(おのらんざん)が幕府の命で江戸へ出ると山本亡羊が京都学派の中心となる

 山本亡羊は薬の効用を研究するために薬草園も造営した

 83年間の入門者は約1600名
 読書室物産会は、60年間に通算51回開催された


【その他】

 <関連資料>
 2014年(皇紀2674)平成26年
 山本家の土蔵で、山本読書室の膨大な資料が発見された

【アクセス】

 市バス 堀川五条 徒歩数分


【京都検定 第19回1級】

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