八ツ橋発祥の地(やつはしはっしょうのち)



所在地:京都市左京区聖護院山王町(熊野神社内)   地図情報

 八ツ橋発祥の地(やつはしはっしょうのち)は、聖護院の森の跡にたつ熊野神社の境内に石標がある

 八ツ橋(やつはし)は、京都の名物菓子の一つ
 うるち米粉に砂糖・ニッキをを混ぜて生地を作り、薄い短冊形に切り、反りをつけて焼いた菓子
 箏の形を模しており、長軸方向が凸になった湾曲した長方形をしている

 江戸時代中期
 享保年間(1716年〜1736年)
 箏曲八橋流の祖 八橋検校のお墓がある金戒光明寺で、琴形の煎餅を売ったのが由来

【八ツ橋発祥の地】

 かつて聖護院の森があった熊野神社の境内に「八ツ橋発祥の地」の石標と西尾為治の像が立つ

 西尾為治は、聖護院村の八ツ橋屋 西尾家の12代目
 1879年(皇紀2539)明治12年の生まれ
 1962年(皇紀2622)昭和37年1月に死去

 明治時代から昭和時代初期にかけて、元禄時代からの古法を基調に改良を重ね
 八ツ橋を世界の博覧会に出品し、多くの賞を受け、中興の祖といわれる
 1889年(皇紀2549)明治22年
 パリ万博で銀賞を受賞する

【アクセス】

 市バス 熊野神社前 徒歩約1分
 京阪電車 丸太町駅 徒歩約5分


【京都検定 第4回2級】


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