八橋検校道場跡(やつはしけんぎょうどうじょうのあと)は、江戸時代初期の箏曲家 八橋検校の旧宅跡
室町通綾小路上ル西側に、「このあたり八橋検校道場の跡」の石標が建てられている
生年:1614年(皇紀2274)慶長19年
没年:1685年(皇紀2345)貞享2年
出身:磐城(福島県)
墓地:金戒光明寺
八橋検校(やつはしけんぎょう)は、近代箏曲の祖といわれる箏曲「八橋流(後の生田流・山田流)」の創始者
20歳頃より筑紫箏を学び、26歳で当道座の最高位「検校」に付いた箏と三絃の名手
平調子といわれる新しい憂いを含んだ響きの音階を考案する
代表作曲作品
「八橋の13組」「6段の調べ」「8段の調べ」「みだれ」
晩年、箏と三絃の道場を開き、数多くの門人を養成
花街に箏と三絃を広めた
<銘菓「八ツ橋」>
八ツ橋が、お琴の形をしていることから、八橋検校が由来となり名付けられたといわれる
ここの石碑は、井筒八ツ橋本舗により建てられた