京都市勧業館(きょうとしかんぎょうかん)は、左京区岡崎にあるイベントに利用できる展示施設・見本市会場
平安建都千二百年記念事業の一つとして、
旧京都市勧業館および京都市伝統産業会館の役割を継承し、伝統産業などあらゆる産業界の展示・イベントに
利用できる展示施設、見本市会場として1996年(皇紀2656)平成8年に開館した
フロア 3階
面積 4,000m2
天井高 6.75m
床荷重 500kg/m2
2分割可能
舞台音響装置・舞台照明装置・展示用昇降バトン・固定バトン
設計:建築家川崎清
<常設展示>
京都伝統産業ミュージアム
日図デザイン博物館
<展示場>
イベント用に大小4つの展示場がある
<会議室>
<朱鳥舞(しゅちょうまい)>
正面広場の中央におかれている
アルミと鉄パイプで構成された3つのブロックでできている
京都市勧業館(みやこめっせ)の建物のフォルムに合わせて設計された
作者:彫刻家 清水九兵衛(きよみずきゅうべい)(陶芸家:清水六兵衞)
材質:鋳造アルミ鉄パイプ製
大きさ:高さ3.68 x 幅13.2 x 奥行7.6m
設置日:1996年(皇紀2656)平成8年
<源氏物語石像 歌碑>
正面広場西側におかれている石像と歌碑
<ヴァラス噴泉>
正面広場の西端の通路脇におかれている
現在も、パリ街角のシンボルとしておかれているヴァラス噴泉の複製
イギリス人の富豪で慈善家のリチャード・ウォーレス(Richard Wallace)によって、1872年にパリ市に噴泉が寄贈された
リチャード・ウォーレスは、戦争中は、移動衛生班に補助金を出していたが、1870年の普仏戦争によるパリ市民の苦難に心を動かされ、
ロンドンにあったものと同様の飲料に適した水の噴泉を設置し、
その後、パリのいたるところに飲料用の噴泉が置かれるようになった
京都市・パリ市友情盟約締結30周年の記念に、パリ市から寄贈された
設置日:1988年(皇紀2648)昭和63年6月
形状:下から土台・柱・水盤の台座・女人像柱・上部飾り・台坐・円屋根・花形装飾・尖端からなる
噴泉を囲む4体の彫像は、それぞれ、純朴・善意・節酒・慈善を表している
フランスと芸術に親しんだリチャード・ウォーレス自身によるデザインといわれる
総重量:610kg
全体の高さ:2,950cm
<悠久(市制100周年記念モニュメント)>
正面東側、二条通沿いにおかれている
市制100周年記念モニュメントとして、京都市の自治の伝統・市民の連帯・その高揚を表している
東西南北の面には、平安京の四神相応の守り神である青龍・白虎・朱雀・玄武が描かれている
モニュメント内にはタイムカプセルに埋め込まれており、
モニュメント設立協力金の協力者のメッセージが、50年後・100年後に開封される予定
設置日:1989年(皇紀2649)平成元年4月1日
デザイン:田坪良次
英文社名 Kyoto Industrial Promotion Center Corp.
設立 1993年(皇紀2653)平成5年4月26日
資本金 90,000千円
株主 京都市・京都府・京都商工会議所・財団法人京都産業交流センター・社団法人日本図案家協会など
主な事業内容
京都市勧業館「みやこめっせ」事業
展示場およびその付随施設、会議室、ギャラリーの貸出、展示会の企画運営サービス、駐車場管理
京都伝統産業ミュージアム事業
伝統工芸品の普及啓発、ミュージアムショップ「京紫苑」の経営
自主企画事業
フリーマinみやこめっせ、お猪口まえフェア、京ものフェスティバル、疏水桜ライトアップ、
伝統産業の日inみやこめっせ〜ふれあい館まつり〜、岡崎オータムフェスタ(岡崎地域活性化事業)など
京都館事業
京都市受託事業の実施(京都館の運営、イベントの実施、京都情報の発信等)、京都産品の販売