人形供養祭(にんぎょうくようさい)は、宝鏡寺で、納められた人形が並べられ、年に一度の総供養として行われる
宝鏡寺は、皇女が歴代住持を勤めてきた「百々御所(どどごしょ)」で、宮中からは、皇女へ多くの人形が贈られてきており、
「人形寺」とも称される
10月14日 宝鏡寺にて10時30分頃から1時間程度行われる
納められた人形を並べ、年に一度の総供養の日として法要が盛大に執り行われる
人形塚の前でお勤めや、お火上げされた納灰が行われる
この日に限り、参拝者も参列・焼香できる
島原太夫の奉納舞なども行われる
<人形供養>
毎日、人形供養の受付が行われている
納められた人形は、ある程度集まると、お火上げされる
人形と一緒に納められた紙の人型(ひとがた)もお火上げされる
お火上げの日までは毎日お勤めが行われる
<武者小路実篤の歌碑>
人形塚の台座に彫り込まれている
「人形よ 誰がつくりしか 誰に愛されしか 知らねども 愛された事実こそ 汝が成仏の誠なれ」