粟田祭(あわたまつり)は、粟田神社の最大の祭礼行事
出御祭、夜渡り神事、神幸祭、剣鉾・神輿の巡行、還幸祭、例大祭の神事や行事を総称して「粟田祭」と称される
粟田祭は、千年以上の歴史がある祭事
室町時代に、祇園祭が行えなかった場合に、粟田祭をもって祇園会の代わりとされたといわれる
10月の体育の日の前日
出御祭(おいでまつり)、夜渡り神事(れいけん祭)
体育の日
神幸祭、剣鉾・神輿の巡行、還幸祭
10月15日
例大祭
神幸祭は、体育の日行われる
1965年(皇紀2625)昭和40年頃までは、例大祭日に行われていたが、氏子が参加しやすいように「体育の日」となった
平安時代後期
1001年(皇紀1661)長保3年に始まる
剣鉾(けんぼこ)が差されて神様がお渡りになる道筋を祓い清めて、その後、神輿渡御が行われる
剣鉾は、祇園祭の山鉾の原型といわれる
長さ約7〜8m、重さ40〜60kg
剣鉾は18基あり、平安時代末期のものや、
足利義満寄進のものなどがある
12本の木で組み立てられた「竿灯」と称される提灯も行列する
剣鉾を一人で持ち、剣先をしならせながら鈴を鳴らして歩行することを「剣鉾を差す」と称される
神輿は、台座4尺7寸(141cm)と大型の神輿
2000年(皇紀2660)平成12年
41年振りに神輿渡御が復活される
例大祭は、10月15日に行われる、粟田神社の本来の祭礼
明治までは旧暦9月15日に行われていた
例大祭には、八坂神社から幣帛供進のために神職が参向し、本殿にて祭典が行われる
舞楽の奉納も行われる