梅花祭(ばいかさい)は、北野天満宮の祭神である菅原道真の祥月命日(2月25日)に行われる祭
菅原道真が、梅の花を愛でたことにちなむ
梅花祭神事や、上七軒の芸子・舞妓さんらによる野点などが行われる
<神事>
10時より、本殿において
梅花御供(ばいかのごく)が神前に奉納される
神職は、「菜種御供(なたねのごく)」のなごりから、菜種の花を冠につけて奉仕する
宮内庁京都事務所の所長により、皇后陛下の御代拝が行われる
<野点大茶湯会>
10時より15時頃
絵馬所において
豊臣秀吉が、北野大茶湯を催したことにちなみ、野点茶席が設けられ、上七軒の芸子・舞妓さんにより野点が行われる
<天神さん>
毎月25日の縁日である天神市も開かれている
<献書・献花>
<大飯(おおばん)・小飯(こばん)>
四斗の米を蒸して、大小2個の台に盛ったもの
前日から、
西ノ京に住む北野天満宮の神人(じにん)の末裔らにより結成された七保会の会員が参籠潔斎し調理される
<紙立(こうだて)>
仙花紙を筒状にし底に小さなかわらけを敷いて中に玄米を入れて、白梅・紅梅の小枝を挿した神饌
男女の大厄にちなんで、白梅42本と、紅梅33本づつ2台に分けて御神前にお供えされる
<厄除玄米>
授与所において、「紙立」に用いた玄米が授与される