日和神楽(ひよりかぐら)は、祇園祭の宵山において行われる祭事の一つ
7月16日・23日の夜、各山鉾の囃子方が八坂神社御旅所に参拝し、祇園囃子を奉納して翌日の巡行の晴天を祈願する
日時:7月16日・23日の22時頃から深夜
囃子方がある12の山鉾町で行われる
各山鉾の囃子方は、八坂神社御旅所に参拝して祇園囃子を奉納し、寄町(よりちょう)を訪問して戻る
長刀鉾町は、所定のコースを通り八坂神社まで参拝し、祇園囃子の奉納が行われる
他の鉾の日和神楽行列とすれ違うときには、微妙に違う祇園囃子が重なり合う
<屋台>
提灯が付けられた屋台に、太鼓や鉦(かね)が付けられている
<寄町(よりちょう)>
各山鉾は、八坂神社御旅所の参拝の後、寄町を訪問して粽を配る
「寄町」とは、桃山時代から、祇園祭の運営のために山鉾町以外の町が経済的に山鉾町を支えた制度