綾傘鉾(あやがさぼこ)(AyaGasaBoko)

所在地:京都市下京区綾小路通室町西入善長寺町   名所地図情報名所

山鉾:傘鉾

重量:0.36トン(32位)(2008年(皇紀2668)平成20年7月17日巡行時に測定)

 綾傘鉾(あやがさほこ)は、祇園祭における山鉾の一つの傘鉾

 応仁の乱以前からあった古い鉾の一つで、長柄のついた綾傘を人が手に捧げ持って巡行する古い形態の鉾

 洛中洛外図などにも描かれている

 2008年(皇紀2668)平成20年に、巡行中に重量測定が行われ、0.36tと、全山鉾の中で最も軽かった

【綾傘鉾の歴史・経緯】







【装飾品】

 <御神体>
 木彫漆箔鶏(京都市指定文化財)
 傘鉾の鉾頭として用いられている雄鶏の木像
 1727年(皇紀2387)享保12年の制作

【綾傘鉾の祭事

 <綾傘鉾稚児社参(あやがさほこちごしゃさん)>
 7月7日午後
 八坂神社にて
 金色の烏帽子に狩衣姿で真っ白に化粧してもらった綾傘鉾の稚児6人と、町内の役員達が、巡行の無事などを祈って
八坂神社に参拝する
 稚児達一人ずつに八坂神社から稚児と認める「宣状」が授けられる
 幟を先頭に、本殿の周囲を3周する「お千度の儀」が行われる






【その他】

 <風流踊>
 音楽、舞踊、棒振の芸が付随している
 今宮神社やすらい祭と同様に、疫病を鎮めるために行われていた
 平安時代からの風流踊の伝統を今に伝えるものとされている
 四条傘鉾の棒振り踊とまた異なった雰囲気となる


【綾傘鉾へのアクセス】

 市バス 四条烏丸 徒歩数分
 阪急電車 烏丸駅 徒歩数分
 地下鉄 四条駅 徒歩数分

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