斎竹建(いみたけたて)は、7月15日に行われる祇園祭の祭事の一つ
山鉾巡行において、先頭の長刀鉾の稚児により行われる注連縄切りの
注連縄を張る斎竹が、麩屋町の四条通に立てられる
古来より、斎竹建は高橋町の役目とされてきている
<斎竹(いみたけ)>
四条通に注連縄を張るために、道路を挟んで建てられる大きな2本の青竹
榊(さかき)や紙垂(しで)(玉串や御幣にも付けられる白い紙)などが取り付けられる
<注連縄(しめなわ)>
神域の境界を示す縄
八坂神社の正面の四条通における麩屋町(ふやちょう)に張られる
<注連縄切り>
山鉾巡行において、先頭の長刀鉾の稚児が太刀にて斎竹に張られた注連縄を切り、結界を解き神域へと巡行が進む
7月15日 早朝4時30分から、 四条麩屋町にて行われる
古来より、高橋町の役目とされている
あらかじめ、7月10日に高橋町の役員が、八坂神社へ高橋町社参を行い、注連縄が授与される
<斎竹建>
2本の青竹が運ばれてきて、綺麗に拭かれる
榊(さかき)を取り付ける位置を決め、紙垂(しで)が付けられる
斎竹を抱えてゆっくりと立てる
四条通のアーケードの柱に、斎竹が固定される
縄を海老の形に縛り、縄をほぐされる
盛塩が供えられる