山鉾巡行(やまほこじゅんこう)は、祇園祭のメインの祭事の一つ
祇園祭は、八坂神社の祭事と、町衆の行事と分かれており、山鉾巡行は、各山鉾町により行われる
前祭(7月17日)・後祭(7月24日)において、各山鉾町により建てられた34基の山鉾が、疫病退散のために市内を巡行する
<今年・過去の山鉾巡行順>
<くじ改め>
前祭は、四条堺町で、御奉行様役の京都市長にくじを差し出し、順番通りに巡行しているか確認される
後祭は、御池通寺町東入市役所前で行われる
<前祭注連縄切り>
四条麩屋町
八坂神社で位を授かった長刀鉾の稚児が鉾の中から、通りに張られた注連縄を切る
<お渡り>
四条通の巡行 ゆっくりとした祇園囃子のリズムで進む
<御旅所>
四条寺町
八坂神社の拝礼が行われる
<戻り囃子(もどりはやし)>
御旅所を過ぎると、リズムの早い祇園囃子になる
<辻回し>
四条河原町、河原町御池の交差点での鉾の方向転換
鉾の車輪は、構造上まっすぐにしか進めないため、路面に青竹を敷き水をかけて滑らして向きが変えられる
<解散>
新町通あたり
ほぼ午前中に巡行が終わり、それぞれの山鉾町に帰っていく
山鉾巡行の順番は、7月2日のくじ取り式で決められる
<過去の山鉾巡行順番>