狂言奉納は、祇園祭において八坂神社で行われる祭事の一つ
八坂神社の能舞台において、茂山忠三郎社中の人々により狂言が奉納される
<茂山忠三郎家>
茂山家は大蔵流狂言方として代々京都で活躍していた
1821年(皇紀2481)文政4年、八世 茂山久蔵の代で中断する
茂山久蔵の弟子 佐々木忠三郎(千五郎正虎)と、弟弟子の小林卯之助(初代茂山忠三郎)が大蔵家元の弟子となる
1825年(皇紀2485)文政8年、それぞれ茂山家の再興を許され、現在の茂山千五郎家と茂山忠三郎家となる
芸風は、「重厚で骨格の大きい芸。土の匂いを残しつつも泥臭くならない芸。謡・舞を鍛えて写実にかたよらない様式の
美をも大事にする芸」とされる