御手洗井開き(みたらいいどびらき)は、祇園祭における祭事の一つ
御手洗井が、祇園祭の宵々山(7月15日)から還幸祭(7月24日)の間だけ開放される
<御手洗井>
烏丸通の東側に面して錦小路を上ったところにある
普段は、木の柵により閉じられている
織田信長も水質が良いと褒めた名水が約70mの地下から湧いている
期間中は、くみあげられた水が流れ続けている
<井戸開き>
7月15日早朝
遙拝式が行われ、注連縄が新調され、ちまきやトビウオの干物が供えられる
1970年(皇紀2630)昭和45年頃まで
長刀鉾のお稚児さんが井戸開きの日にこの水で手を清めていたといわれる
<土用の日>
土用の日に、あんころもちと一緒に、この霊水を飲むと一年間、病気をしないといわれる