日野法界寺裸踊り(ひのほうかいじはだかおどり)は、法界寺の修正会法要の結願日の夜に行われる裸踊り
裸踊りに使われた下帯(ふんどし)を妊娠したときに腹帯として使うと、安産のご利益があるといわれる
<修正会法要(しゅしょうえほうよう)>
元旦より14日間、法界寺本堂薬師堂において、五穀豊穣・万民快楽・諸願成就が祈願される
<裸踊り>
結願日にあたる1月14日の夜 19時半頃
精進潔斎した少年・青壮年の信徒が、褌(ふんどし)(下帯)一つの裸となり、井戸水をかぶって水垢離をとった後、
阿弥陀堂の縁側で、二組に分かれ、裸体をもみ合い・すり合い、
両手を頭上高くで打ち鳴らしながら「頂礼(ちょう〜らい)、頂礼」と連呼しながら祈願をこめて踊る
頂礼(ちょうい)は、仏様に対して最高の敬意を表す礼法とされる
隣接する薬師堂の周りを、僧が般若心経を唱えながら、参拝者の頭に棒をあてがわれる