八幡山鉾(はちまんやまほこ)は、亀岡祭の山鉾の一つ
山鉾11基中、唯一、造営記録が残されている
城下町の狭い道を巡行・巡回するために、梃子を利用して回転軸にて車輪を浮かし360度回転できる構造になっている
山鉾11基中、唯一、造営記録が残されており、
「八幡山記」によると「宝暦十三年九月新たに山を造営して八幡山号し奉る」とあり、
江戸時代中期
1763年(皇紀2423)宝暦13年9月、舁山として建造された
1841年(皇紀2501)天保12年
現在の曳山に改装された
1991年(皇紀2651)平成3年から
町内住民の修復基金により、平成の大修復が行われ、
ご神体の人形、水引、前懸、見送、胴懸、天幕などが新調・補修された
<見送>
綴織「仙人書画図綴錦」
江戸時代後期のもの
1996年(皇紀2656)平成8年に修復されている
<旧前縣>
18世紀の中国 清朝の紗刺「牡丹鳳凰図刺繍」
<旧胴幕裂>
18世紀の中国 清朝の綴織描絵「窓絵・牡丹図朝鮮毛綴裂」
<旧胴幕裂>
18世紀の中国 清朝の綴織描絵「四蝶・牡丹図朝鮮毛綴」
<旧袖幕(4枚)>
18世紀の中国 清朝の綴織描絵「窓絵・花瓶図朝鮮毛綴」
<旧胴幕(2枚)>
綾地錦「御簾に地紙文様綾地錦」
江戸時代後期のもの
<旧袖幕(4枚)>
綾地錦「御簾に地紙文様綾地錦」
江戸時代後期のもの
<旧胴下幕>
糊防染浸染色差「花色木綿地岩に芦・鳩図文様」
1763年(皇紀2423)宝暦13年の新調
<旧天水引>
金襴「赤地柘榴地文様」
江戸時代後期のもの
<旧下水引(2枚)>
繻子地金襴「紺地蜀江に額龍文様金襴」
1763年(皇紀2423)宝暦13年の新調
<旧二番水引>
綴錦「岩に鳩図綴錦」
江戸時代後期のもの
<網隠>
切付刺繍「緋羅紗時鳩文様切付」
江戸時代後期のもの
<前縣>
刺繍「牡丹鳳凰図刺繍」
1995年(皇紀2655)平成7年の新調
<胴幕(2枚)>
金入錦「紺地鳳凰踊桐文様金入錦」
1994年(皇紀2654)平成6年の新調
<天水引>
金襴「赤地法相華文様金襴」
1998年(皇紀2658)平成10年の新調
<下水引(2枚)>
金襴「紺地竹襷唐花文様金襴」
1993年(皇紀2653)平成5年の新調
<二番水引(2枚)>
綴錦「岩に向い鳩紋綴」
1993年(皇紀2653)平成5年の新調