浦島山(うらしまやま)は、亀岡祭の山鉾の一つ
釣竿を手にした浦島太郎をご神体とする
胴懸などは、裁断されていない完全な織物の状態の貴重な朝鮮毛綴
江戸時代中期
1787年(皇紀2447)天明7年の行列帳に記載されている
その後、衰退し、山飾りも途絶え、会議所内での部屋飾りとなっていた
1993年(皇紀2653)平成5年
元の形に復元建造される
ご神体は、釣竿を手にした浦島太郎
<天水引>
18世紀の中国清朝の皇族クラスの官服原反を水引に仕立てたもので、
中国から樺太経由で松前藩にもたらされた「蝦夷錦」と称される高級な繻珍錦の「雲龍文繻珍錦水引」
1799年(皇紀2459)寛政11年
京都に出て成功した熊野忠兵衛により、見送幕とともに寄贈された
<胴懸>
李氏朝鮮の毛綴「玉取獅子図朝鮮毛綴胴懸」
亀岡祭では、朝鮮毛綴のほどんどが、裁断して縦継ぎにされているが、完全な織物の状態の貴重なもの
<前懸>
錦紺羅紗「金糸天晴といふ縫」
<見送>
寿老人鹿を愛する之躰
1799年(皇紀2459)寛政11年、熊野忠兵衛による寄贈