貴船の水まつりは、水の神さんに、命の水への恵み、五風十雨の恵みを願い、恩恵を感謝をする祭事
貴船神社の祭神の高龍神(たかおかみのかみ)は、雨水をつかさどる神さんで、賀茂川の水源地にあたる水神として
崇敬を集めてきている
水まつりは、江戸時代後期まで続いていた雨乞神事が由来
現在は、水とゆかりが深い七夕の日に行われ
生活にも身近なお茶(濃茶・薄茶)を点てて、魚料理(鯉・鯛)を古式により調理して神様にお供えし、
水の恵みの喜びを、歌や、舞、笏拍子で表わされる
<献茶式>
本宮にて
境内のわき水を使い、茶道 裏千家の宗匠により、濃茶・薄茶が厳粛に点てられ奉納される
<舞楽奉納>
本宮にて
水恵の喜びを歌、舞、笏拍子により表される
鷺森神社 雅楽保存会の子どもたちにより、雅楽の調べに合わせた華やかな舞楽が奉納される
<式庖丁>
本宮にて、生間流家元により古伝流の作法により奉納される
烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿の料理人が、手を触れずに包丁と箸で鯉・鯛をさばく式庖丁の技が披露される
<お茶席>
淡交会京都支部のご奉仕により、本席は、ひろやにて、副席は、ふじやにて、お茶席が設けられる