八瀬赦免地踊(やせしゃめんちおどり)は、秋元神社の祭神 老中 秋元但馬守喬知の遺徳を偲び、報恩の珍しい踊り
「灯籠踊(とうろうおどり)」とも称され、踊り手の少年が頭上に切子灯籠をかぶって踊る
「赦免地」とは、地租所役免除の特権を与えられていた八瀬の地のことをいう
<灯籠着(とろぎ)>
御所染めの刺繍がされた衣装を着て、化粧をして女装をした13・14歳の少年たちのこと
<切子灯籠(きりことうろう)>
細密な透かし彫りがされている灯籠
障子紙のような白い紙の上に、赤紙で作った各々の図案の切り絵が貼られている
村人たちの手作り
10月体育の日の前日の午後8時頃から
灯籠着(とろぎ)が、細密な透かし彫りがされている切子灯籠を頭にのせ、少女の踊り子たちと、八瀬小学校から、
矢負坂(やおいざか)を上って秋元神社を祀る八瀬天満宮境内まで、行列を組んで音頭を囃しながら行進する