表鬼門の吉田神社と、裏鬼門に当たる壬生寺の節分行事も有名
参拝者には、中梔色(くちなし色)の厄徐け札、疫神斎(えきじんさい)、厄除守(やくよけまもり)、開運守、
節分神矢などの特別神符や、いろいろな賞品が当たる抽せん券付厄除福豆が授与される
境内や周辺には、約700店ほどの露店が出展され賑わう
2月2日 8時より 本宮前日祭
2日 8時半より 疫神祭(えきじんさい)
2日 18時より 追儺式(ついなしき)
3日 23時より 火炉祭(かろさい)
4日 9時より 節分後日祭
4日 13時より 福豆抽せん会
2月2日 8時半より大元宮で行われる
厄を祓う厄塚が大元宮前に奉製される
疫神祭(えきじんさい)は、疫神に暴れずに鎮まってもらうことを門外に向って祈り、神酒洗米が撒かれる
吉田神社の独特の厄除け法といわれ、厄塚により1年の無病息災を祈願する
2月2日 18時半より本宮で行われる
追儺式(ついなしき)は、「鬼やらい」とも称される
平安時代初期から宮中で行われていたのを、古式に則って伝承されてきた神事
平安京鎮護の神として、さらには全国の八百万の神(やおよろずのかみ)を祀る神社として、鬼(悪神)を追い払い、
人々の不幸を除いて幸福と平和な生活が祈願される
玄衣朱裳(げんいしゅしょう)を着て黄金の四つ目の仮面をかぶった方相氏(ほうそうし)が、陰陽師(おんみょうじ)祭文を奏し、
松明を持った紳子(しんし)と共に、大暴れをする赤、青、黄の3匹の疫鬼を追い払う
疫鬼たちは、鳥居を通って逃げて行き、鳥居に向かって桃の弓で葦の矢が放たれる
2月節分 23時より
本社の三ノ鳥居前に、深さ約1.5mほど掘り下げて、直径5m、高さ5mの柱に青竹やしめ縄を巡らせた八角柱型の
巨大なかごのよう火炉が作られる
形は、境内の大元宮の形を真似ているといわれる
火炉で、参拝者が持ち寄った古札やしめ縄などが浄火で燃やされる
その炎にあたると無病息災の御利益があるといわれる