月桂冠大倉記念館(げっけいかんおおくらきねんかん)は、伏見の南浜にある月桂冠の博物館
伏見のお酒と清酒の歴史、酒造りの道具やプラントなどが紹介されている
33社の白壁土蔵づくりの酒蔵が軒を並べる濠川沿いの一角にある
<昔の帳場>
玄関の格子戸をくぐると、すぐ左に明治時代の帳場が復元されている
<ロビー>
小屋組みの吹き抜け天井の梁が見える
<さかみず>
井戸酒蔵で醸造にも使用されている地下50mから湧き出る水
伏見の名水の一つ
伏見の水の水質は、鉄分を含まず、カリウム・カルシウムなどをバランスよく含んだ中硬水で、
酒造りにも適しているとされる
<展示棟1>
酒作り作業の様子を描いた江戸時代の酒造り絵図などが展示されている
<展示棟2>
樽つくりの道具や明治時代の商品、広告物品が展示されている
<月桂冠酒香房>
ミニプラントが併設されている
<基本理念>
「Quality」(品質第一)、「Creativity」(創造と革新)、「Humanity」(人間性)の3項目
<企業ブランドコンセプト>
「健をめざし、酒(しゅ)を科学して、快を創る」
<伏見のお酒>
「灘の男酒」「伏見の女酒」といわれる
伏見の名水は、鉄分を含まずミネラルをほどほどに含んだ中硬水で、
比較的長い期間をかけて発酵させるため、酸は少な目、なめらかで、きめの細かい淡麗な風味が生まれる
兵庫 灘の酒は、酵母の栄養源となるミネラル分が多い硬水が用いられ、比較的発酵期間が短く、
やや酸の多い辛口タイプの酒となる