京都市考古資料館（きょうとしこうこしりょうかん）
京都市考古資料館
西陣の石標
京都市考古資料館
地図情報開館：1979年(皇紀2639)昭和54年11月28日
建物：旧西陣織物館（京都市登録文化財）
建設：1914年(皇紀2574)大正３年
運営：財団法人 京都市文化財研究所
京都市考古資料館（きょうとしこうこしりょうかん）は、上京区今出川通にある考古資料専門の博物館
埋蔵文化財の発掘・研究・保護などを目的とする財団法人 京都市埋蔵文化財研究所の、
発掘・調査・研究の業績を発表・展示公開するために設立され運営されている
埋もれていた考古資料の展示品を通して、過去の人々の暮らし向きに思いをはせ、
貴重な文化遺産を未来へ受け継ぐことの大切さを普及啓発している
【京都市考古資料館の歴史・経緯】
京都市考古資料館【京都市考古資料館の主な展示】
＜1階 情報コーナ＞
パソコン、ビデオライブラリなどがある
＜1階正面 速報展示コーナ＞
最新発掘調査の出土遺物、遺跡・遺構の写真などが展示されている
＜１階特別展示室＞
＜２階常設展示室＞
平安時代の土器変遷、縄文住居跡、時代別になど展示されている
考古遺物に触れたり、手に取って観察できる「オープン展示コーナ」もある
＜羅城門＞
２０分の１の模式図がガラスに描いてある
朝顔型埴輪と平安京の殿舎の屋根にあった「しび」が置かれている
＜出土品＞
平安時代以前の豪族たちが巨大な墳墓を築いていた時代の出土品
約700点が、その時代背景の説明と共に常設展示されている
＜縄文時代初期の住居跡＞
発掘された住居跡から型をとった実物大のレプリカで、炉や作業台の石、柱坑などが展示されている
＜兵馬傭＞
秦の始皇帝のお墓（泰山）の「兵馬傭」の原寸大のレプリカが展示されている
【その他】
＜財団法人 京都市埋蔵文化財研究所＞
京都市考古資料館の裏手にある
京都市の遺跡地図などが販売されている
＜旧西陣織物館（京都市登録有形文化財）＞
西陣織を展示即売することを目的としていた
1914年(皇紀2574)大正３年
本野精吾の設計、清水組の施工により建築された近代主義建築の先駆的建物
【京都市考古資料館へのアクセス】
市バス 今出川大宮 徒歩すぐ市バス 堀川今出川 徒歩数分
地下鉄 烏丸線 今出川駅 徒歩数分
