<小倉百人一首歌碑巡り>
小倉百人一首の編纂の舞台となった嵐山・嵯峨野エリアに作られた野外の小倉百人一首文芸苑を巡る
亀山地区・嵐山東地区・野々宮地区・奥野々宮地区・長神の杜地区の5地区の公園・公有地に造園されている
小倉百人一首に採択された10の勅撰和歌集ごとに百首の歌碑が建てられている
<歌碑>
自然石の石面をそのまま活かして歌が刻まれている
藤原定家が、四季歌・恋歌・草花歌などの並べ方に工夫して定めた順番を尊重して設置されている
一つ一つの歌碑に、自然景観の雰囲気を守り、それぞれの地形・木々・借景などを検討され置かれている
企業・団体等のご寄付により建立されている
<石碑>
すべて自然石が用いられ、そこに石があったあったかのような景観を作り出されている
貴船石・鴨川石・鞍馬石など京都の銘石や、全国各地の銘石が用いられている
<揮毫>
歌碑の書は、京都にゆかりの深い全国の著名な書家などにより揮毫(きごう)されている
<百人一首携帯多言語サービスシステム>
二次元バーコードを用いた携帯専用サイトから、
その場で、百人一首歌碑に関する和歌情報、和歌朗詠音声や歌人情報が得られる
英語、中国語、韓国語にも対応した多言語観光支援システムが用いられている
京都府・京都市の協力で、5ヶ所の公園・公有地に歌碑を建てた小倉百人一首文芸苑が造園されている
小倉百人一首に採択された10の勅撰和歌集ごとに分けられている
<亀山地区>
亀山公園の中に配置されている
古今和歌集 24首
拾遺集 11首
後拾遺集 14首
<嵐山東地区>
京都府立嵐山公園中ノ島地区の河川敷の中に配置されている
千載集 14首
金葉集 5首
続後撰集 2首
<野々宮地区>
野宮神社から南、天龍寺への竹林の小径沿いにある
新勅撰和歌集 4首
<奥野々宮地区>
野宮神社から落柿舎へ向かう竹林の小径、JR山陰本線(嵯峨野線)の踏切の手前右側にある
後撰和歌集 7首
<長神の杜地区>
小倉山山麓付近
藤原定家が小倉百人一首を撰集した時雨亭があったとされる地
新古今和歌集 14首
詞花集 5首
<小倉百人一首文芸苑 歌碑建立事業>
京都商工会創立120周年記念事業「小倉百人一首プロジェクト」による
完成日:2007年(皇紀2667)平成19年10月19日
建立地:亀山地区・嵐山東地区・野々宮地区・奥野々宮地区・長神の杜地区の5地区
事業費:約3.2億円
<時雨殿>
小倉百人一首をテーマに、触れて・遊ぶ体験型のエンターテインメント施設