京都市歴史資料館
(れきししりょうかん) 京都通メンバ
所在地:京都市上京区寺町通荒神口下ル松蔭町 
   名所地図情報名所

入館料:無料

重要文化財:4件(古文書1件・歴史資料3件)

 京都市歴史資料館(きょうとし れきししりょうかん)は、
 京都の歴史に関する資料の収集、整理、保存が行われている資料館

 京都の歴史に関する簡単な歴史相談も行われている

【歴史資料館の施設】

 <1階展示室>
 古文書や絵画などの展示品を用いた企画展やテーマ展が年間4回程度開催されている

 <1階映像展示室>
 京都の歴史、祭、年中行事など、それらの移り変わりを映像化したビデオが約40本所蔵されており、
ビデオデッキで閲覧できる

 <2階閲覧室>
 所蔵されている京都の歴史に関する図書・史料の写真版が閲覧できる

【歴史資料館の文化財】

 <岩倉具視関係資料(いわくらともみかんけいしりょう)1,018点(重要文化財)>
 江戸時代から明治時代の岩倉具視に関する歴史資料
 2000年(皇紀2660)平成12年6月27日 重要文化財に指定される

 <兵庫北関入船納帳(ひょうごきたせきいりふねのうちょう)1帖(重要文化財)>
 室町時代
 東大寺領だった兵庫北関(神戸市)に入船した船舶に課された通行税の収納帳簿
 1445年(皇紀2105)文安2年
 ほぼ1年間にわたる、日々に入港した船一艘毎に船籍地・積荷の種類と数量・関税額と納入日・船頭名・問丸名が記載されている
 瀬戸内海各地から京都方面に向けて輸送された塩・材木・米などの物資の流通状況が具体的に分かる
 紙本墨書、綴葉装冊子本、縦27.5cm X 横21.8cm
 2008年(皇紀2668)平成20年7月10日 重要文化財に指定される

 <八瀬童子関係資料(やせどうじかんけいしりょう)741点(重要文化財)>
 八瀬童子と称される山城国愛宕郡八瀬村民は、朝廷・比叡山 延暦寺などの駕輿丁役や雑役を担って、
諸課役免除、諸商売免許を受けてきた
 1336年(皇紀1996)延元元年/建武3年から1942年(皇紀2602)昭和17年のその活動を伝える歴史資料
 一般社団法人八瀬童子会の所有
 2010年(皇紀2670)平成22年6月29日 重要文化財に指定される

 <福井家京枡座関係資料(ふくいけきょうますざかんけいしりょう)2,139点(重要文化財)>
 寛文年間(1661年~1673年)
 江戸幕府が量制統制を行い、江戸・京都に枡座を設置し、公定枡を指定して枡改めなどの検査を行った
 その任に樽屋家、福井家が任じられ、製造・販売の独占を許可していた
 この京枡座福井家に伝来した古文書と生活・生産用品などの民俗資料など
  ・文書、記録類 447冊、4帖、1,609通、22枚
  ・絵図類 11鋪、15枚
  ・枡 30口
  ・焼印(枡) 1本
 1900年(皇紀2560)明治33年6月29日 重要文化財に指定される

【歴史資料館へのアクセス】

 市バス 河原町丸太町<下車 徒歩約5分
 地下鉄 烏丸線 丸太町下車 徒歩約10分
 地下鉄 東西線 京都市役所前下車 徒歩約10分
 京阪電車 丸太町下車 徒歩約10分

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