19世紀ホール(じゅうきゅうせいきほーる)は、嵯峨野のトロッコ嵯峨駅に隣接する展示施設
科学技術・芸術の分野で飛躍的な発展を遂げた19世紀の文化と薫り触れられる
<SL動輪を使ったモニュメント>
ホールの入口に置かれている
<蒸気機関車>
「デゴイチ」の愛称のD5151(ナメクジ型)、C5848、D51603、C5698、
若鷹号(日本国有鉄道鷹取工場の教修で改造されたモデル)などのSLが展示されている
<人車軌道>
関東地方を中心に開業していたレプリカが展示されている
嵯峨野トロッコ列車のプレートが付いている
<ピアノ>
オーストリアのウィーンで創業したピアノメーカー「ベーゼンドルファー」のインペリアルモデル
鍵盤数が最低音部で9鍵多い97鍵盤
人間が音として聴き取れる可聴音域の限界の低音までも創り出すことのできる世界一のグランドピアノといわれる
展示ピアノには、ドイツの名門ハプスブルク家の紋章が付けられている
ベートーベン、モーツァルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューベルト、バッハ、ブラームス、ドボルザークや、
「鍵盤の皇帝」と称されるジャズプレイヤ オスカ・ピータソンも愛用していた名器
<大型オルガン>
パイプオルガンと電子オルガンのハイブリッドモデルのアーレンオルガン「Quantum(クオンタム)」が展示されている
自動演奏もされる
<御所車>
唐破風造で、「唐庇車(からひさしのくるま)」とも称される、屋根のある最高級の牛車
皇族や摂政、関白が晴れの舞台で乗っていたもの
2009年(皇紀2669)平成21年
野宮神社創建千二百年を記念して製作されたもの
斎王が、嵯峨の野宮から伊勢神宮の斎宮に向かう斎王群行を再現した斎宮行列で用いられている
<カフェ>
地ビールも売られている喫茶室