平戸樋門(ひらとひもん)は、宇治川とつながる宇治川派流(濠川)との入口を仕切り、流入量を調整する樋門
観月橋の西側にあり、さらに西へ500m程下流へ進むと三栖閘門がある
平戸樋門から宇治川から取水して、伏見の市街を流れ十石舟・三十石船が運行され、三栖閘門から再び宇治川に流入する
現在は、宇治川の河川床の低下が著しく、琵琶湖疏水からの濠川が左右に分かれ、平戸樋門からも宇治川に流れ出ている
<平戸樋門>
宇治川の観月橋の西側にある、宇治川派流(濠川)との流出入口を仕切り、流量を調整する樋門
建設当時は、
宇治川から取水して、伏見の市街を流れ十石舟・三十石船が運行され、伏見であい橋で、南流してきた琵琶湖疏水と合流し
三栖洗堰から再び宇治川に流入していた
三栖洗堰は、西へ500m程下流へ進んだところにある
現在は、宇治川の河川床が著しく低下して、
琵琶湖疏水から流れてくる濠川が、伏見区北浜町の伏見であい橋で、平戸樋門方面と三栖洗堰方面の2手に分かれて流れ、
平戸樋門からも宇治川に流れ出ている
煉瓦造の水門施設
イギリス積みの煉瓦、花崗岩を組んだ門柱と袖壁、上部に巻上を乗せる
形式:プレートガータ式鋼製スライドゲート
建設当初は、木製だったといわれる
純径間 x 有効高:3.658m x 2.000m
門数:1
開閉方装置形式:電動ラック式
開閉速度:0.3m/分