高瀬川二条苑(たかせがわにじょうえん)は、高瀬川の開削者 角倉了以が、その源流に創建した別邸跡にある日本庭園
江戸時代初期に小堀遠州により作られた茶庭が現存する
現在は日本料理レストラン「がんこ高瀬川二条苑」として利用されている
広さ約2600m2の池泉回遊式庭園
二条大橋の南で、鴨川西岸を併走する鴨川の分流 みそそぎ川から取水して、西の高瀬川へ流れ込む豊富な水が
庭に引き入れられている
東側は、鴨川や、東山の山並みも望むことができる
川には橋が架かり、滝口が組まれている
樹齢約200年という椋(ムク)や、楓など多くの樹木が植えられている
<主屋>
レストランが運営されている
<茶庭>
江戸時代初期の小堀遠州による作庭
小川治兵衛による改修
<茶室>
豊臣秀吉好みの黄金の茶室と同じ形式といわれる
<虎石>
瀬田川の巨石
<たがそでのつくばい>
<さざれ石>
<一枚岩の滝>
<化け燈籠>
約13mの巨大な灯籠
<吾妻屋風燈籠>
日本最大級の燈籠
<角倉了以別邸跡>
角倉了以・角倉家の別邸があったところ
<第二無鄰菴跡>
玄関に、山縣有朋の別邸であったことを示す石碑が立ている
<高瀬川>
1611年(皇紀2271)慶長16年
角倉了以により開削され、京都−伏見間を高瀬舟で物資の輸送が行われた
二条大橋の南で、鴨川西岸を併走する鴨川の分流 みそそぎ川から取水
角倉了以別邸跡の庭園を通り、木屋町通をくぐって、荷物揚げ降ろしする最初の船溜 一之舟入に流れ出す