京阪電気鉄道株式会社(けいはんでんきてつどう)は、京都府・大阪府・滋賀県に路線網を持つ大手私鉄
通称は「京阪電車」または「京阪電鉄」
京阪ホールディングスの子会社となっており、京阪電気鉄道の子会社75社ある
京阪電車は、京都・大阪・滋賀の関西2府1県を結ぶ地域の鉄道ネットワーク
2大路線(7路線)と鋼索線がある
総営業距離は約91.1km、乗客数1日平均約80万人
<京阪線 KH>
京阪本線:淀屋橋−三条間
鴨東線:三条−出町柳間
中之島線:中之島−天満橋間(中之島高速鉄道が施設保有している)
交野線:枚方市−私市間
宇治線:中書島−宇治間
京阪本線は、下鴨神社、祇園や清水寺、平安神宮、伏見稲荷大社など、古都京都の人気国際観光スポットが集積するエリアを走る
京都と大阪を結ぶ特急には、ダブルデッカー車(2階建て車両)を主に用いられており、
座席指定の特別車両「プレミアムカー」も導入されている
中之島線は、京阪本線 天満橋駅から分岐して、水都大阪の文化とビジネスの中心地である中之島に乗り入れる約3.0kmの路線
大阪市内中心部の鉄道空白地帯を解消している
<大津線 OT>
石山坂本線:石山寺−坂本比叡山口間
京津線:御陵−びわ湖浜大津間
大津線は、京津線と石山坂本線の総称
全列車が各駅停車で、大津市民の日常の足となっている
約1.0kmの併用軌道部分もある
<鋼索線(通称:石清水八幡宮参道男山ケーブル)>
鋼索線:ケーブル八幡宮口−ケーブル八幡宮山上間
1926年(皇紀2586)昭和元年、男山ケーブル線は、石清水八幡宮参詣の足として男山索道株式会社によって敷設される
1944年(皇紀2604)昭和19年、戦時中の資材供出のために廃止される
1955年(皇紀2615)昭和30年、京阪電鉄により復活される
<出町柳駅>
京阪線 鴨東線の最北端の始発駅
賀茂川と高野川の合流地点「鴨川デルタ」の東側にある
叡山電車の出町柳駅と接続している
<三条駅>
京阪本線の最北端駅
三条駅から出町柳駅は、鴨東線となっているが、始発終着の電車は少なく、実質は途中駅
市営地下鉄 東西線の三条京阪駅と連絡している
<祇園四条駅>
四条大橋の東詰、川端通と四条通との交差点の直下にある
<伏見稲荷駅>
伏見稲荷大社や京都一周トレイルコースにも近い
<丹波橋駅>
1913年(皇紀2573)大正2年に「桃山駅」から改称された
近鉄電車 京都線 近鉄丹波橋駅との乗換駅
<中書島駅>
京阪本線と宇治線(始発駅)の乗換駅
<ATS(自動列車停止装置)>
1967年(皇紀2627)昭和42年、関西私鉄で初めて導入される
<スローガン>
「こころまち つくろう」
2008年(皇紀2668)平成20年4月15日までの京阪グループ共通スローガン
「街をつなぐ、心をむすぶ KEIHAN GROUP」
<キャッチフレーズ>
2000年(皇紀2660)平成12年12月から
「京阪のる人、おけいはん。」
<社章>
1906年(皇紀2566)明治39年12月21日に制定
大阪市章の澪標を6つ円形に配置して「京」の形を表現し、合わせて「京阪」としたもの
<京阪グループシンボルマーク>
イニシャルの「K」を2つの三角形に図案化し、上はオレンジ色で「暖かさ、趣」を思わせる旗を、
下はブルーグレー色で「安全安心、やさしさ、心のこもった」グループの基盤を表現し、
風になびく旗と基盤が一体となって「人を思い、潤いのある“街と暮らし”を共に創る」という
ブランドコンセプトを表現している