蹴上駅(けあげえき)は、三条通の蹴上浄水場・蹴上発電所・蹴上疏水公園などの近くにある地下鉄東西線の駅
東山山麓にあり、市街地では東西に走る東西線だが、三条通と同様に駅も南北になっている
過去には京都電気鉄道鴨東線の蹴上駅、京阪京津線の蹴上駅があり、3つめの駅
<駅構造>
地下1階 改札階
地下4階 東西線のりば
<ホーム>
島式1面2線
ホームドアがある
<地上出口>
2カ所
蹴上駅周辺は東山風致地区に指定されており、出入口はレンガ調のタイル仕上げになっている
<片渡り線>
蹴上駅の南側(御陵駅方面)には、片渡り線がある
2021年(皇紀2681)令和3年8月
御陵駅が冠水したときに、太秦天神川駅-当蹴上駅での折り返し運転がされた
<京都電気鉄道・京都市交通局の蹴上駅>
三条通にあった
終着駅で、電車のトロリーポールを回して折り返していた
<京阪京津線の蹴上駅>
現在の地下鉄駅より交差点をはさんで西側にあった
<地名の由来>
「山城名勝志」によると、
源義経(牛若丸)が、奥州を目指して旅立ち九条山の坂にさしかかた時、
馬で坂を下りてきた平家の武士 関原与市重治ら9人の馬が水溜りの水を蹴り上げ、牛若丸にかけてしまった
晴れの門出を汚された牛若丸は、馬上の威圧的な9人の武将達を斬り殺してしまう
後に、牛若丸は、9人の菩提を弔うために9体の石仏を東海道沿いに安置したといわれ「蹴上の石仏」と称される